ハウスクリーニングはどんな仕事?→現役10年生がリアルに語ります

こんにちは。

シマです。

今回は、「ハウスクリーニングってどんな仕事?」ということに関しまして、記事を書きました。

「あなた誰やねん?」と思うかもしれませんので、以下、簡単な実績を。

  • 現役のハウスクリーニング10年生
  • 年間250件ほど、様々なお家を清掃
  • エアコンの分解清掃、年間100台以上
  • 過去に、とある大手企業関連でのハウスクリーニング契約スタッフ(数百名)の中で、最優秀スタッフ受賞

こんな感じの、現役お掃除屋さんが、ハウスクリーニングについてリアルに語ってみたいと思います。

参考になりましたら幸いです。

ハウスクリーニングはどんな仕事?

簡単に言えば、お家の頑固な汚れを限られた時間内で除去し、綺麗にするお仕事です。

限られた時間内で綺麗にする、というのがポイントになりますね。(これついては後述に補足。)

そして、この仕事の主なお掃除箇所としては、以下の通り。

  • レンジフード(キッチン換気扇)
  • キッチン
  • 浴室
  • 洗面、トイレ
  • エアコン
  • 窓、サッシ
  • ベランダ
  • 部屋(ドア、収納、照明など)

細かいことを書けば、他にもお掃除するところは色々あるのですが、長くなるので、ここでは省きます。

では、それぞれの清掃について、さらに具体的に解説していきます。

と、その前に、冒頭にてハウスクリーニングは限らた時間内で綺麗にする仕事、と書きました。

そのことについてもう少し深掘りしようかと。

この時間内で綺麗にする、というのがハウスクリーニングの難しい部分でして。

もちろん、頑固な汚れを綺麗にするというだけでも大変な作業なんですが。

加えて、仕事である以上、時間・納期というものもあるわけです。

具体的には、以下のような感じ。

✓ハウスクリーニングの大変なところ

実際ハウスクリーニングの難しいところは限られた時間内でお客様の納得するレベルに仕上げなければいけないということ。

例えばレンジフードなら作業は30分〜2時間目安。

10年、20年と蓄積された頑固な油汚れを短時間で綺麗にすることが求められます。

当然現場での経験値が必要となり、例えばマジックリンをかけてゴシゴシしてどうこうなるというものではありません。

洗剤だけでなく、60度以上のお湯も使い、場合によってはキッチン周りがビシャビシャになるくらい洗います。(もちろん養生をして)

それくらいやらないと、とてもじゃないですが、10年、20年物の油汚れを2時間とかで綺麗にするなどできないからです。

また、そんな内容を1日に3件くらいお客様宅を回るとかなりますと、さらに時間に追われます。(移動時間+コインパーキングを探す時間なども発生するため)

ですので、なるべく効率的に無駄な時間をかけずに綺麗にすることが求められるんですね。

以下、ハウスクリーニングの具体的な業務内容です。

具体的な業務内容

ハウスクリーニングでは、主に以下の箇所をメインに作業することが多いです。

  • レンジフード(キッチン換気扇)※清掃時間は、大体30分~2時間ほど。内部の羽、フィルターなどを外し、お掃除します。
  • キッチン※清掃時間は、大体1~2時間ほど。ガスコンロ周り、シンク、棚などをお掃除します。
  • 浴室※清掃時間は、大体2~4時間ほど。浴室全体をお掃除します。特に鏡、蛇口周り、床周りがお客様の気にする箇所です。お風呂掃除は、総合的なスキルが求められるため、お掃除屋さんの技術の差がハッキリ出る箇所でもあります。
  • 洗面、トイレ※それぞれ清掃時間は、大体30~40分ほど。
  • エアコン※清掃時間は、大体2~3時間ほど。お掃除機能付きか、そうではない普通のエアコンかで、お掃除の難易度もかなり変わります。破損の可能性も高いです。
  • 窓、サッシ※窓2枚一組で大体30分ほど。
  • ベランダ※ベランダの広さによって変動。ブラシで擦るか、高圧洗浄するか。
  • 床※主には、洗浄です。場合によってはワックスを剥がす(剥離と言います)作業もあり。けっこう重労働です。
  • 部屋(ドア、収納、照明など)※基本的には拭き掃除。

かなり簡易的にまとめましたが、以上がハウスクリーニングの主な仕事内容になります。

仕事自体は1年くらい経験すれば慣れる

清掃のプロとは言っても、めちゃくちゃスキルが必要というわけではありません。

1年くらいの経験でそこそこは慣れます。

ここらへんの感覚としては、他のお仕事と同じですのでご安心を。

私も1年経験して、「少し慣れたかな?」という感覚でした。

ちなみに、ハウスクリーニング、年間の流れについて下記で補足。

ハウスクリーニング、年間での大体の流れ
  • 1月~2月→閑散期
  • 3月~4月→賃貸空き部屋の清掃
  • 5月~7月→エアコンクリーニング繁忙期
  • 8月~9月→閑散期※賃貸清掃は少々あり。人事移動などで。
  • 10月~12月→水回りの繁忙期

未経験から始めても、年間通して、各繁忙期に実務経験を積むことで、総合的なスキルが磨かれます。

30代~50代未経験でも転職は割と簡単

ハウスクリーニングの求人は、、ブランクありOK、40代以上も可、ミドル、シニアなど、年齢高めでもウェルカムな所が多いです。

まあ、この仕事自体、20代はあまり集まらない、というのもあるので笑

そのため、ミドルからでも転職はしやすいです。

ちなみに、私も32歳のときに、この業界に入りました。もちろん未経験で。

私の周りのお掃除屋さんも、30~50代は多いです。

過去、60代で頑張ってる方もいました。

ですので、転職に関して、年齢的な不利はあまりないかと思います。

ただ、「体力的にはどう?ついてけるかな」という不安もあるかもしれません。

それについては、、、慣れるしかありません。

体力面の不安について→慣れるしかない

たしかに体力仕事ではありますが、めちゃくちゃきついというわけではありません。

実際、この業界、40代、50代でも、バリバリやってる方はたくさんいます。

アスリートみたいな人達ではなく、普通のおじさん達です笑

たしかに最初は、筋肉痛がひどくなったりもすると思います。

ただ、仕事していく内に、無駄な動きもなくなっていくため、そこまで不安にる必要はないかと。

道具なども、清掃用品なので、そんなに重い物を扱うわけでもありません。※エアコンの高圧洗浄機だけは少々重いですが。

ということで、年齢的な体力不安については、「慣れるので大丈夫」という結論になります。

まとめ

  • ハウスクリーニングは、お家の頑固な汚れを限られた時間内で除去し、綺麗にするお仕事
  • 主には、家の水回り、エアコン清掃、窓、床清掃など
  • 仕事自体は、1年で慣れる
  • 30代~50代未経験でも、転職は割と簡単
  • 体力面の不安については、慣れるので大丈夫

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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